浜田山便り: のうきくん入荷

家に帰るのがこんなにも待ち遠しかったのはいつ以来だろうか。ポストを開けては深いため息をつく日が何日が続きましたが、やっと入荷いたしました。皆様お待たせいたしました、
「のうきくん」！！！の帽子でっす。
しかも5個も。栃木のえみちゃんには足を向けて寝られまへんわ。とりあえずしばらくはこいつと家にこもりますわい。

ここまでの道のりをダイジェスト版で。

1/9(日)
11:45 母親の実家(栃木県鹿沼市)に新年の挨拶に行き、茶の間の片隅に水色の「のうきくん」の帽子を発見する。若干気になったが、特にふれず。

13:30　再度茶の間に足を踏み入れると、「のうきくん」のことがちょっと気になりだす。タカシちゃんに訪ねると、好子おばさんが毎晩TVを見るときにかぶっていて、異様な光景だという。

16:00　かご岩温泉へ。鬼怒川沿いの露天風呂に身を沈めるが、「のうきくん」が気になって温泉どころではない。

17:30　父親の実家に新年の挨拶に。夕飯をごちそうになってるときに恵子ちゃんの口から「のうきくん」の言葉が。いたてもたってもいられなくなる。

19:00 　再度母親の実家（父親の実家と母親の実家は車で5分の距離）に。茶の間に直行し、好子おばさんに譲渡の交渉をするも失敗に終わる。

20:30 　失意のどん底の中で帰京。高速道路は常時160キロ走行。

1/10(祝月)
浜田山にて終日ソフト新年会。「のうきくん」のことが気になって、ポップコーンが全くのどを通らず。

1/11(火)
9:00 出社。朝の会議で「のうきくん」について説明。役員一同納得の様子。

12:00 小島さんと木村さんと行きつけの中華料理店「富城屋(ふきや)」へ。五目あんかけ焼きそばを注文しようとしたところ「五目あんかけのうきくん！」と発言。じじいが驚く。

15:00 のうきくんのことが気になって緑化計画図が全く手につかず。タカシちゃんにメール「やっぱりどうしてもあの帽子が欲しいんで、実の息子であるタカシちゃんからお願いしてくれないかな。もちろん代わりの帽子は郵送するから。」に対してタカシちゃんから返信「充隆の気持ちは痛い程良くわかる。でも俺あの帽子をかぶってるときの母ちゃんが一番好きなんだ。」

18:00 発狂寸前になり、「NOSAI かみつが」に電話をかけたところ、担当の方から非常に丁寧な説明を受ける。「あの帽子は4年前に作ったものでして、今年の記念品は軍手なんですよ。ちょっと待ってて下さい、今から倉庫に帽子を探しに行って来ますので。」

18:30　担当の方からTELあり。「探したんですけど、やっぱりないんですよ〜、本当にすみません。」いいえ、申し訳ないのはこんなお願いをしている僕のほうです。

18:35　タカシちゃんにその旨をTEL。ここで恵美ちゃんがNOSAIかみつがに勤務していることが発覚。恵美ちゃんにTELするよう指示。

21:30　恵美ちゃんよりTELあり。ここ最近の流れを簡潔に報告したところ、驚かれる。「あの帽子たくさん余ってて、机の一番下の引き出しにいっぱい入ってっから送ってやっから。処分に困ってたんだよに〜。」ヌキ蔵、非常階段の踊り場で両膝から崩れ落ちる。

1/20(木)　ゆうぱっくにて到着！