2011年1月17日月曜日

そして水戸へ

大友良英「アンサンブルズ2010-共振」展を体験するために、水戸芸術館に行ってまいりました。磯崎新大先生設計の水戸芸術館(以下、水戸芸)で大友良英先生の展示でさらに会場の構成が菊地宏先生なので、行かないわけがございません。水戸芸は、建築の勉強を始めたの頃に知った建築でしたが、やっと行く事ができました。水戸の中心地の本当にど真ん中に位置しているので、驚いちゃいました。さらにその建設場所というのが、虹DJのひとりDJ VURI(西村)の出身小学校の跡地だというのが、なにか因縁めいていますね。

肝心のアンサンブルズ展でございますが、山口県のYCAM〜原宿VACANTの展示は見ておりませんが、非常に刺激的な展示となっておりました。数多くのターンテーブルや打楽器やラジオ、解体されたピアノ、オープンリール等が大量に設置され、それらがまるで生き物のようにランダムに動き出してノイズを発します。音がでてる楽器を急いで見に行くとすでに、動きが止まっていたり。気になる楽器の音が聞きたければ、しばらくそこにたたずんでいないといけなかったりするんで、楽器が意思を持っているような気がしてきちゃって、不思議なもんでしたわ。

さらに幸運なことに、夕方16:46から、中庭の噴水で大友良英先生+矢口克信先生による「長靴即興演奏会」が!凍死寸前の寒さでしたが、すんごい 即興演奏会だったので終演まで楽しませていただきました。

その後は、水戸出身の関谷くん(東京芸大出身)に電話して、水戸のプレイスポットなどを聞き出し、ヴァイニル・マシーンという老舗レコード店や山翠という老舗あんこう鍋ショップなどを堪能して帰路に着きました。 極寒の時期の地方都市訪問は、なぜもこうまで旅情を誘うのでしょうか。たまらん。

駐車場のむこうに見える水戸芸のシンボルタワー。

水戸芸の中庭。

即興演奏会が終わって放心状態の菅原。

即興演奏会を終えた、大友先生と矢口先生。寒い中お疲れさまです。

あんこう鍋。異様にしょっぱい。

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