2011年6月4日土曜日

沖縄熱狂のパーティーレポート_day5

沖縄一人旅も後半戦に入ってまいりました。結論から申し上げますと、この日がこの旅のハイライトとなりました。
4日間お世話になったコバルト荘を後にし(もちろんあんまーと1時間おしゃべりしてから)、目指すは沖縄最高の聖地「斎場御嶽(せいふぁ〜うたき)」であります。あんまーからは「斎場御嶽に行ったら、沖縄の神様に沖縄に旅行に来させてくれてありがとうってお祈りしましょうね。」「聖なる場所だから、絶対騒いだりしたらいけませんよ。」とアドバイスをもらいました。ひとりで来てるから騒ぎようがないんですけどね。

斎場御嶽は本島の南東部の高台に位置し、久高島を臨むことができる最高のロケーションでした。昔は女性しか立ち入りを許されず、国王ですら入場の際には女装を強いられたという聖地にこの真っ黒な心の持ち主である僕ちんが足を踏み入れてよろしのでしょうか。

樹々に囲まれたアプローチをぬけた先の三庫理(さんぐ〜い)は巨大な岩がふたつ寄り添い、三角形のゲート状に。それを抜けた先には拝所が3つあって、そこから久高島を拝むのでした。

パワースポットなどという言葉はあまり好きではありませんが、ほんの少しの間だけ人が誰もいななくなるときがあって、このときばかりはなんだか背筋がぞわぞわしちゃったよね。
雰囲気のあるアプローチ。

でっけー岩だぜ。

久高島にむかって拝み倒しました。



斎場御嶽を後にしレンタカーを返却しつつとまりん港を目指しました(ちなみにレンタカーの受付のねえちゃんがなぜか超爆乳)。そしてそこから久米島行きのフェリーへと乗り込んだのであります。那覇から久米島までは約3時間半の航海です。なぜ船の旅はあんなにもわくわくするのでしょうか。乗った瞬間にオリオンビールいきましたわ。乗船客はほとんど地元の方だったので、みんなこなれた感じでしたね。ただ、大島行ったときみたく、廊下で寝てるひとはいませんでしたね。
コバルトブルーの海。コバルト荘のあんまーは元気かな。
この船で久米島に行ったのだよ。


オリオンビール飲んで甲板でごろごろしてたら、強い日差しにやられてぐったりしましたが、なんとか久米島に到着いたしました。ここでわたしはこの度の最重要人物のひとりである「糸数キヨシ氏」に到着の一報を電話して迎えに来てもらおうと企てましたが、あっさりとバスに乗ってきなと言われました。

ほぼ無人の港のバス停で15分ほど待ったところ、やってきたのは伊勢神宮から鳥羽まで行ったときのようなバスでした。嫌な思い出が頭をよぎりましたが、ここは久米島。地元の高校生に混じって巨大なナップサック背負ったおっさんは不気味であっただろう。
待ち合いには誰もいなかったよね。

バス停にも誰もいなかったよね。


本日の宿はドミトリー球美(くみ)という一泊1500円の宿です。ドミトリーに泊まるのは、大学生のときに岡田氏と行ったイタリア以来で緊張しましたが、仕事を辞めて東京からやって来た青年とスキューバダイビングしにきてる紳士のみでしたので、すぐに打ち解けました。
ドミトリーって他人に気を使うよね。

夕暮れ時のメインストリートだよね。


時間は夕方6:30、とうとうこの旅最大のイベントを開催するときがやってまいりました。そうです、佐藤玲子(佐藤GO氏の嫁)のおばあちゃんのご自宅に一昨年に玲子+GO氏+人材派遣会社の方が久米島を訪れたときの写真をお届けにあがるのです!

前述の糸数キヨシ氏は要するにおばあちゃんの子供、言い換えると佐藤玲子の叔父にあたる方で、この久米島で観光業を営まれているちょっとした有名人なのです。キヨシ氏に電話して、おあばちゃんの家までの道のりを訪ねたところ「そこからなら歩いて5分よ。いっちゃいなよ。」というものだから、元気よく出かけたところ最終的に1時間ぐらいかかって倒れそうになりました。途中で日が暮れてしまったことに加え、佐藤玲子から預かってきた地図は丁寧にディテールが書かれているのですが、重要な曲がるポイントなどは一切明記されていないという親切なのかそうでないのかよくわからない地図だったので、そのような結果となりました。「俺はなぜ真っ暗な久米島を彷徨い歩いているのだろうか。」と何遍も頭のなかで繰り返しつつ、やっとおばあちゃんちを発見いたしました。
日が暮れかけてるよね。

知らない土地で日が暮れると不安になるよね。


犬に鳴かれつつも家の中を覗くと、おばあちゃんは居間でひとりテレビを見ていました。珍入者の突然の訪問に若干驚かれておりましたが、東京の佐藤玲子の友人でお写真をお届けにあがった大貫というものだという旨を丁寧に説明し、写真をお渡ししたところ、大変に喜んでおられました。そして、また真っ暗な農道を通って宿へと戻るのでした。おばあちゃんに会えてよかった。
暗くてブレルよね。

おばあちゃん!写真です!

記念に二人でぱちり。


沖縄熱狂のパーティーレポートはあと二日を残しておりますが、このブログを書いている間にハワイに行ってしまい、気持ちがそちらにシフトしてしまったため、これにて終了させていただきます。

と思いましたが、最後まで頑張って書きます。

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