2011年6月4日土曜日

沖縄熱狂のパーティーレポート_day6

おばあちゃんに写真を届けたわたしは、緊張の糸が途切れたため、ひとりで居酒屋うみぼうずに乗り込み、ジーマミ豆腐や島らっきょなどを堪能し、調子こんで泡盛(もちろん久米仙)をロックで1合流し込み、フラフラになりながら宿の向かいの老舗レゲエBARのSpiral Marketに突入し、ぶっといサウンドに身を委ねながらレッドアイを飲みつつ白猫ちゃん達と戯れているうちに、気がついたら次の日の朝でした。酩酊して宿に帰ってきたようで、どうやらスキューバに来られていた紳士に海中の映像を見せてもらっていたようです。


朝、宿のおじさんが掃除をしに来たので、美味しいお刺身が食べたいのですがと相談したところ、「オッケー、市場行っちゃおうよ。」と軽トラックで市場まで連れていってくれました。市場には獲れたて新鮮ぴちぴちのお魚さんたちがたくさん並べられていました。さすが沖縄だけに、カラフルなものが多かったです。「ここで買ってお店で捌いてもらうってことですか?」と質問したところ「うん、ここ業者しか買えないんだよね。」と。軽トラックに乗って来た道を帰りました。
お魚。

右から二番目のおばちゃんのTシャツ。I AM HIP HOP.


宿に帰ってきたところでキヨシの叔父貴から電話がかかってきて、噂の「はての浜」という砂浜だけの島に行くことになりました。叔父貴に宿まで迎えに来てもらい、叔父貴の操縦するレジャーボートではての浜を目指しました。その道中で、あの市橋容疑者が潜伏していたオーハ島の脇を通ったのです。この旅で一番の高揚感を味わいました。叔父貴はそれから市橋の話ばかりしていました。
「俺がここをボートで往復しているのをあいつはあそこから見てたんだ!」
「俺が捕まえれば一千万もらえたのに!」
「あの野郎、スーパーマーケットにも行ってやがった!」
キャプテンキヨシ。

残念ながら市橋の姿は確認できず。


はての浜は本当に真っ白な砂浜だけの島でした。風が強く気温も低かったですが、叔父貴に無理矢理シュノーケリングをやらされて死ぬかと思いました。叔父貴は俺が教えてやるから心配すんなと言いましたが、ものすごい遠くの方で船上から寝っころがって指示を出してくるので、いっしょに来た神戸在住のご夫婦に教わりながらやりました。これまでシュノーケリングなどに全く興味はありませんでしたが、透明度の高い海でたくさんのお魚さんたちが見えたのでわくわくしました。でも独り。
まるで天国。

でも独り。

かわいい落書きがあったよ。


もちろん帰りのボードでも叔父貴は市橋の話ばかりしてましたね。

お昼過ぎに宿に戻って、庭にだしてあるベンチでスキューバの紳士とビジネスのことを話したりしていたら、日が暮れたきたので適当なところで夕飯を食べて、この日も老舗レゲエBAR Spiral Marketに繰り出すのでした。

二日続けて訪問したので、Barのママさんが話しかけてきてくれまして、この旅の趣旨やキヨシの叔父貴のことや佐藤玲子のことなどを詳しく説明し たところ、一昨年の夏に彼女達が久米島にやって来たことを覚えていてくれて、なんだか温かい気持ちになりました。マスターとも軽くおしゃべりをして、顔がイラン人みたいだと言われました。

そのようにして久米島最終日の夜は更けてゆくのでした。
ここだけキングストン。

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